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キッティングの外部化で月10時間の作業時間削減
出荷リードタイム標準化と1万台規模の在庫管理

提供サービス

IT機器ワンストップLCMサービス (IoT機器のキッティング・出荷・返却検品)

■ 入出荷業務の属人化を解消。都心に近く柔軟な物流BPOで強固な資産管理体制を構築

ユーピーアール株式会社は、物流現場で荷物を載せる荷役台「パレット」や各種物流機器のレンタル・販売を主力事業とする企業です。その他IoTの事業も手掛けており、中でもリアルタイム位置・温湿度情報追跡デバイス『なんつい®』のレンタルサービスは数百社、代理店を含めると千数百社に導入されています。急速な需要拡大の一方で、当デバイスの出荷・検品実務は担当者1名に集中し、運用の属人化が大きな課題となっていました。また、大量のデバイスを自社内で保管するセキュリティ上のリスクも抱える状況にありました。

そこで同社では、BODの「IT機器ワンストップLCMサービス」の導入を決断。キッティングだけでなく、入出荷、在庫管理、デバイス返却後の清掃作業までを一括して委託し、強固な資産管理体制の構築を実現しています。同サービス導入の経緯と、その効果について、ソリューション事業本部の鈴木様、青木様に伺いました。

【本事例のポイント】
月10時間の作業時間削減:外部委託により、断続的に発生する出荷対応の負荷を大幅に解消
資産管理のセキュリティ強化:資産管理拠点の最適化を図り、精密機器管理の安全性強化
業務改善と仕組み化による属人化の解消:煩雑な実務を整理し、誰でも同じ品質で回せる体制へ
標準納期の確立と効率化:あいまいだった出荷リードタイムを「5営業日」と定め、計画的な運用を実現

【代行サービス導入の背景】1名に集中する実務と精密機器の保管に伴う管理リスク

同社のレンタルデバイス『なんつい®(リアルタイム位置・温湿度情報追跡デバイス)』の入出荷やキッティング実務は、従来担当者1名で対応していました。しかし、サービスへの需要拡大や大口受注の継続に伴い、現在では常時数万台が流通・稼働する規模へと成長。大口出荷の際には会議室や執務室の空きスペースに数百台もの端末を並べて検証・梱包を行う必要があり、実務のひっ迫が大きな課題となっていました。また、資産価値の高い精密機器を自社内保管するリスクも課題と捉えていました。

鈴木様:
「『なんつい®』のレンタルサービスは数百社、代理店を含めると千数百社近くにのぼりますが、キッティング・出荷の実務はほぼ青木1名で対応していました。100台、200台規模の大口出荷となると1日では終わらず、受発注も断続的に発生するため、月末月初を中心に大きな負荷がかかっていました。また、何百台ものデバイスを社内保管していたため、セキュリティの観点からも外部の安心できる場所に一元化したいという思いが強くありました。」

青木様:
「当時はキッティング以外にも、月数回の請求書発行、端末の仕入れや通信契約の支払いも並行して担当していたので、常に時間に追われていました。端末の挙動確認には少なくとも1台当たり30分は見なければなりません。例えば、100台を机に並べて、そのすべてに電源を入れていき、通信ができるか、データが正しくクラウドに上がるかを数十分間隔で追う必要があります。つまり、設定した時間通りに作動するかどうかを確認するため待機している時間が発生します。社内の空きスペースに何十台・何百台もの端末を並べて必死に作業していたのが実情でした。」

【導入の決め手と経緯】首都圏の拠点立地と「窓口ひとつ」の一貫体制

大口受注の継続により、社内リソースのみでの対応がひっ迫しつつあった同社では、当初、山口県にあるグループ会社への実務委託を検討しました。しかし、主要顧客が集中的に位置する東名阪への出荷リードタイムが新たな課題として浮上します。そこで都心に近い外部パートナーを求め、Web検索を通じてBODへ問い合わせを実施。精密機器の取り扱いに長けた東京都青海の物流センターを活用できる利便性に加え、在庫管理から配送、返却検品まで「窓口一本」で一括委託できるトータル体制が選定の決め手となりました。

鈴木様:「グループ会社への委託も検討しましたが、お取引の大半を占める都心のお客様への出荷リードタイムを最優先し、首都圏に拠点を持つパートナーを模索していました。Web検索を通じて最適な委託先を探す中でBODさんを知り、ご相談したところ、精密機器の取り扱いに長けた物流センターが東京都江東区青海にあるとご紹介いただきました。アクセスも良く、窓口一本で一貫して任せられる点をメリットに感じ、ここなら安心して委託できると判断しました。」

「当時はコロナ禍という不透明な状況下であったにもかかわらず、本当に迅速に動いていただきました。担当の方の誠実なご対応や私どもの状況に寄り添った柔軟な提案も、決断を後押ししてくれました。」

【支援の内容】属人化の解消に向けた体制構築と、検品・在庫管理の最適化

BODはまず、現場の青木様がこれまで行ってきた実務内容をもとに、個人に依存していた実務の移管・作業プロセスの標準化を進めました。委託範囲を出荷前のキッティングだけでなく、返却されたデバイスの確認・清掃といった検品業務全般へと拡大。単なる作業代行にとどまらず、プロの視点から在庫管理手法の改善提案を行うなど、運用の最適化に向けた伴走支援を展開しました。

青木様:
「BODの担当者様は業務に精通していらっしゃいました。在庫管理の手法についても『こうすればもっと管理しやすくなりますよ』と、プロの視点でブラッシュアップの意見をくださいました。言われた作業をただ行うサービスではなく、より良い運用に向けて伴走してくれる姿勢が大変ありがたかったです。今まで私の頭の中にしかなかった手順を一からマニュアルに起こし、誰でも同じ品質で作業ができる『財産』にできたことは大きな成果です。」

鈴木様:
「キッティングだけでなく、戻ってきたレンタル端末の清掃や消毒まで引き受けてくださる点に非常に助けられています。シールが貼られていたり、何か書いてあったりと汚れて戻ってくるデバイスもありますが、それら1台1台を丁寧に清掃し、迅速に次のレンタルへ回せる『良品』に戻してくれる。この一連のサイクルをすべて外注できたことで、弊社の品質維持が担保されています。」

【導入後の効果】月10時間の作業時間削減と、出荷リードタイムの標準化

BODの代行サービス導入後、懸念されていた現場の業務負荷は大幅に軽減されました。アウトソーシングを機に、「出荷リードタイム=5営業日」という基準を明確化したことで、突発的な出荷依頼に対しても計画的に対応できる運用の土台が確立。コストやスペース、セキュリティ面を含めたトータルでの効率化が実現しています。

鈴木様: 「最も大きな変化は、業務の『標準化』ができたことです。アウトソーシングによって境界線を明確にしたことで、社内対応の場合でも『営業日5日を出荷リードタイム』として形にできました。」

「導入後の効果としては、現場担当者の作業時間が月10時間程度、年間で約120時間削減できていると見ています。委託費用や保管業務なども含めて総合的に考えると、全体で約2割のコスト削減効果が出ていると試算しています。他の中核的な社内プロジェクトが重なっていたため、もしこの出荷・キッティング業務まで社内で抱え込んでいたらパンクしていたはずです。費用対効果は十二分にありました。」

青木様: 「マニュアルが整備されたことで、現在は社内の派遣スタッフの方でも私と同じように実務を回せる環境が整いました。私が現場にいなくても運用が回るようになり、従来からもっと時間を割きたいと考えていた付加価値の高い業務に注力できています。」

【同じ課題を持つ企業へメッセージ】課題を自社で抱え込まず、まずはプロの視点に相談を

鈴木様:
「自社内で抱えている課題は、少なからずどこの企業様でも持ち合わせているものだと思います。しかし、自社だけの視点で解決しようとせず、一度第三者であるプロの視点で見てもらい、相談することが何より重要です。考えるだけではなく、まずはテスト的にでも良いので『即実行』してみること。問題を先延ばしにせず動くことで、現場の負担軽減だけでなく、将来的な業務の改善や改良のサイクルが回り始めます。費用対効果を細かく計算して足踏みする前に、まずは気軽に相談してみることでよい結果が出ると思います。」

今回インタビューを受けてくださった企業様の情報

ユーピーアール株式会社ロゴ
企業名 ユーピーアール株式会社
資本金 9,600万円 
従業員数 連結 224名(2025年8月現在)/単体 192名(2025年8月現在) 
事業内容 パレット、物流機器のレンタル及び販売事業/位置情報サービス事業/遠隔監視サービス事業/海外事業
お話を
伺った方
ソリューション事業本部イノベーション事業部 IoT/ICTグループ グループ長 鈴木様、ソリューション事業本部 主任 青木様

導入前と導入後の状況

項目 導入前 導入後
在庫・資産管理
  • 在庫管理方法の見直しが必要だった
  • セキュリティ体制の整ったBODの物流センター(青海)へ移管し、リスクを最小化
体制・属人化
  • 担当者1名によるワンオペ体制
  • 属人化を解消し、誰でも対応できるマニュアルベースの自走体制を確立。他コア業務へのリソース再配分を達成
作業工数
  • 月末月初を中心に業務が集中。キッティングの作業量が、他の業務を圧迫
  • 担当者の作業時間を月約10時間(年間約120時間)削減
運用ルール
  • 営業担当からの急な短納期依頼への対応。リードタイムが曖昧で負荷が増大
  • 「営業日5日の標準納期」を明文化。受発注から出荷までのワークフローを標準化
返却対応
  • レンタル返却品のチェック、シール剥がし、清掃等に手間が集中
  • 返却受付から機器の清掃・消毒・動作確認(良品化サイクル)までBODが代行

BOD現場担当者からのコメント

業務開始当初はシステムの操作マニュアルこそあったものの、商材情報を管理する仕組みには改善の余地がありました。そこで、ユーピーアール様のご要望に沿った運用を実現するために、管理すべき情報や実用的な設計について、打ち合わせを重ねながら一つひとつ整理を進めました。必要な管理項目の洗い出しからルール策定まで、双方で意見を出し合いながら管理シートを構築し、現在の運用の土台を築いた経緯があります。

運用開始後も、在庫差異を防ぐための管理方法などについて意見交換を継続し、実際の状況に合わせた改善を重ねてまいりました。現在の安定した運用体制があるのは、こうした日々の対話や改善に、お客様があたたかくご協力くださっている結果にほかなりません。

今後ともより良い運用を目指し、継続的なサポートに努めてまいります。

BODのIT機器ワンストップLCMサービス

\ こんな方にオススメ /
  • 端末量が多いため、発送コストを削減したい
  • キッティング台数が多くリソース不足
  • 端末の調達から導入・管理・回収・データ消去まで
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キッティングサービス紹介ページ
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そのお悩み、BODで解決できるかもしれません!

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池袋パークビル/青海流通センター
BPOサービス、システム開発・保守、物流倉庫における流通加工(キッティング・アッセンブリ・仕分け)

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