【BOXILアンケート調査】生成AIの利用率は42.8%。企業の公式導入率は28.4%に留まる NEWS
出典元:プレスリリース

【BOXILアンケート調査】生成AIの利用率は42.8%。企業の公式導入率は28.4%に留まる

月額100万円以上の投資、AIエージェントの活用が「月40時間削減」のカギに

SaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」を運営するスマートキャンプ株式会社が、業務で生成AI(ChatGPT、Geminiなど)を利用している全国の企業に勤務する1,365人を対象に「生成AIの利用実態調査」を実施し、結果を公表した。

本調査では、AIツールの導入実態に加え、活用による費用対効果や用途などの実態を明らかにすることを目的としている。

調査サマリ

・公式導入率は28.4%に留まる一方、ビジネス現場での実質的な利用率は42.8%に
・組織が大きくなるほど公式導入が進んでいる実態が明らかに。従業員数1万人以上の大企業では52.3%が公式に導入済み。IT・金融業界は2社に1社が導入
・生成AIの活用用途として最も多いのは「文章作成・要約」(73.3%)
・無料版の利用では月40時間の削減は困難。月額100万円以上を投資している企業では、18.6%が月40時間以上の削減に成功
・「AIエージェント」活用層である21.1%が月40時間以上の削減を達成

現場での実質的な利用率は42.8%に

現場での実質的な利用率は42.8%に

「現在の業務において、生成AIやAIエージェントを利用していますか」という質問に対し、「会社として公式に導入しており、頻繁に利用している」(15.0%)、「会社として公式に導入しているが、あまり使用していない」(13.4%)、「個人で無料版などを利用している」(14.4%)と回答した層の合計は42.8%に達した。公式導入が28.4%に留まる一方で、ビジネス現場での実質的な利用率は4割を超えている。

組織が大きくなるほど公式導入が進む

組織が大きくなるほど公式導入が進む

生成AIやAIエージェントの導入状況を企業規模別に見ると、従業員1万人以上の大企業では52.3%に達し、2社に1社が生成AI組織的な導入を完了させている。一方、小規模企業(10〜49人)では、公式導入率(14.0%)を個人利用(16.2%)が上回り、安全な環境が整備されないまま、現場のニーズが先行する「シャドーAI」が進んでいる実態が明らかになった。

業種別では「情報通信・IT」(51.7%)、「金融・保険」(44.9%)が先行している。その一方で、公式導入が極めて遅れているのが「医療・福祉・介護業」(10.7%)や「官公庁・自治体」(16.3%)だ。

しかし、これらの業界でAIが使われていないわけではない。「教育・学習支援業」(24.0%)や「電力・ガス・エネルギー業」(24.1%)、「不動産業」(19.8%)では、個人利用(シャドーAI)の割合が非常に高い実態が明らかになった。特に医療・福祉業界においては、公式導入率(10.7%)を個人利用率(13.8%)が上回るという逆転現象が起きている。

「月40時間削減」の壁は文章作成・要約での活用だけでは越えられない

「月40時間削減」の壁は文章作成・要約での活用だけでは越えられない

生成AIをどのような業務・用途で活用しているかを尋ねたところ、「文章作成・要約・校正」(73.3%)が最も多い回答となった。

しかし、生成AIを「文章作成・要約・校正」のみで活用した場合、月40時間以上の削減を達成している企業は5.3%に留まる。一方で、特定のタスクを自律的に実行させる「AIエージェント」として活用している企業は、21.1%が月40時間以上の削減を達成している。

無料版の利用では、月40時間の削減は難しい

AI利用にかける月額費用と削減時間を分析したところ、費用0円(無料版のみ)の層で月40時間以上の削減に成功した人は0.0%でした。無料版利用者の45.4%は、月5時間未満のわずかな削減に留まっている。

一方で、月額100万円以上を投資している企業では、18.6%が月40時間以上の削減を実現している。法人向けプランやAPI活用への投資は、高いROI(投資対効果)を生み出す鍵となっているといえるだろう。

調査概要

タイトル:生成AIの利用実態調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査主体:スマートキャンプ株式会社

※本アンケート結果は小数点以下2桁を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。

【事前調査】
調査対象: 全国の企業にお勤めの20〜60代 9,734人
調査期間: 2025年12月4日〜12月11日

【本調査】
調査対象: 業務で生成AI(ChatGPT、Geminiなど)を利用している担当者 1,365人
調査期間: 2025年12月12日〜12月19日

出典:BOXIL「生成AIの利用実態調査」, 2026年1月29日確認
https://boxil.jp/mag/a10550


本記事の出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000295.000012765.html

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