SmartHR、AIを活用しAPI非対応サービスのアカウント情報を取得・可視化する「ブラウザ自動操作」機能を提供 NEWS
出典:プレスリリース

SmartHR、AIを活用しAPI非対応サービスのアカウント情報を取得・可視化する「ブラウザ自動操作」機能を提供

~手作業による更新漏れを防ぎ、セキュアなID管理体制を構築。先行導入事例にて最大90%の工数削減を実現

株式会社SmartHRが、クラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」の「ID管理」機能において、AIが初期設定を支援し、API連携に対応していないWebサービスのアカウント情報をブラウザ上から自動で取得・反映できる「ブラウザ自動操作」機能を、5月11日より提供開始した。

開発背景

企業が利用するWebサービスは増加を続けており、情報システム部門では従業員の入社・異動・退職に伴うアカウント管理の負荷が増加している。特にAPI連携に対応していないサービスでは、データをCSVで出力・加工し、別システムへ取り込む手作業が発生し、棚卸し業務の負担増や対応漏れによるセキュリティリスクが課題となっていた。
SmartHRの「ID管理」機能では、これまでAPI連携しているSaaSアカウントの保有状況の可視化と、労務管理を通じて更新される最新の従業員データに基づいた一元管理を実現してきた。今回、新たに提供する「ブラウザ自動操作」機能は、AIによる初期設定支援を備え、API連携に対応していないWebサービスのアカウント情報をブラウザ上から自動で取得し、「ID管理」に反映できる。
これにより、従来は困難だったアカウント状況の把握を容易にし、退職者アカウントの残存や把握できていないアカウントの放置を防ぎ、組織全体のセキュリティリスク低減と効率的なID管理の実現を支援するとしている。

開発背景

「ID管理ブラウザ自動操作」機能の特長

1. API非対応サービスからアカウント情報の取得が可能に
ブラウザ上でアカウント一覧画面を表示できるwebサービスであれば、SaaS、オンプレミス、自社開発システムを問わず対象サービスからアカウント情報を取得し、「SmartHR」上の「ID管理」へ反映が可能。
※ブラウザ自動操作は、一部データの取得が困難なケースや対応できない外部サービスがあります。

2. AIが画面構造を読み解き、初期設定作業を自動化しサポート
従来のRPAでは、取得データの項目(社員番号、メールアドレスなど)を管理者が一つずつ指定する複雑な初期設定が必要であり、導入のハードルとなっていた。本機能は、AIがアカウント一覧画面の構造(HTML / DOM)を自動で解析し、必要な項目を自動で特定・提案するものだ。管理者は、専門的な知見を要する設定を一から行う必要がなく、AIの提案を確認するだけで、スムーズに初期設定を進めることができる。

3. 取得したアカウント情報は、「SmartHR」上の従業員データベースに自動照合
ブラウザ自動操作で取得したアカウント情報は、既存機能と同様にSmartHR上の従業員データと自動照合できる。これにより、保有アカウントの可視化に加え、作成・削除が必要なアカウントを自動で可視化し、抜け漏れを防止。

※「ブラウザ自動操作」機能は、お客さまに代わってブラウザ操作を自動化することで情報の取得をサポートするものです。本機能を安全にご利用いただくため、取得元となる外部サービスの利用ルール(自動取得の可否など)をお客さまご自身で事前にご確認ください。

「ブラウザ自動操作」機能の先行導入事例:株式会社かぶらやグループ

名古屋を中心に全国で飲食店を展開するかぶらやグループでは、これまでAPI非対応のWebサービスごとに、手作業によるCSVの作成・加工・取り込みを必要としており、1サービスあたり最大10分程度の作業時間が発生していました。
今回、SmartHRの「ブラウザ自動操作」機能を活用した結果、1サービスあたりの作業時間は最短1分で完了し、最大90%の業務効率化に成功しました。作業がスムーズになったことで、情報の更新頻度を向上させることが可能となり、退職者のアカウント削除漏れなどを未然に防ぐ確実な運用体制が構築されています。

「ブラウザ自動操作」機能の先行導入事例:株式会社かぶらやグループ

今後の展望

SmartHRの「ID管理」機能は、従業員のSaaS利用の実態をより広範囲かつ横断的に可視化し、見落とされがちなアカウントや把握できていない外部サービスも含めて統制できる世界の実現を目指すとしている。アカウント管理の属人的な運用から脱却し、セキュリティリスクを最小化する基盤の提供を推進する方針だ。
「ブラウザ自動操作」機能はアカウント情報の「取得・可視化」を目的にしており、提供開始時点でのアカウントの「作成・削除」には各サービスのAPI連携が必要である。今後はAPI非対応サービスにおける「作成・削除」の自動化も視野に入れ、AIを活用した更なる自動化・効率化などの機能拡張を検討するとしている。


出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000433.000015987.html

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