改訂版「人的資本可視化指針」が求める経営戦略と人材戦略の連動に向け、データ分断の解消へ
統合型人事システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社が、「ジンジャー人事評価」にて、給与計算システムとワンクリック連携できる「給与改定シミュレーション」機能の提供を開始した。
概要
昨今、人的資本経営やタレントマネジメントへの関心が高まる中、納得感のある処遇決定(昇給・評価・給与反映等)の根拠となる、適正な人事評価の重要性が増している。
特に、2026年3月に発表された「人的資本可視化指針(改訂版)」では、経営戦略と連動した人材戦略に加え、それを踏まえた「従業員の給与等の決定方針」に対する明確な開示が求められるようになった。企業には、評価の可視化にとどまらず、優秀な人材を定着させるための「給与への適正な反映」という具体的なアクションが、今まさに求められている。
※参考:内閣官房、金融庁、経済産業省「人的資本可視化指針(改訂版)」
一方で、評価を確定させ、実際の給与支給に至るまでの運用フローにおいて、多くの企業が「キャリブレーション(評価のバラつきの調整)」を踏まえたデータ連携の煩雑さという壁に直面している。
これまでの企業の課題
各従業員の評価が最終決定をした後、目標設定から給与支給に至るまでのプロセスにおいて、人事評価システムと給与計算システムが別々に運用されているケースが多く見られた。
そのため、部署ごとのキャリブレーションの結果や人件費のシミュレーションをExcel等を用いた手作業で行わざるを得ず、転記ミスの発生リスクや集計の工数が増大してしまうことが課題だった。また、経営層にとっても、人件費増加のロジックが不透明で属人化しやすいという問題を抱えていた。
解決できること
今回発表した「給与改定シミュレーション」では、「ジンジャー」の人事評価、給与計算が1つのデータベース上で行われているという特徴を活かし、人事評価結果に基づいて給与の調整(給与改定後の昇給額等)や人件費シミュレーションから給与支給までのプロセスをシステム内で一気通貫で完結できる。
これにより、人事評価システムや給与計算システムへのデータ転記やマスタメンテナンスの手間が削減し、評価確定から翌月の給与支給までのデータをワンクリックで連携させることが可能になる。
新機能の概要
新機能「給与改定シミュレーション」機能は、会社全体の「人件費の予算(原資)」や「全社における各評価ランク(S・A・B等)の適正な割合」のバランスを見ながら、従業員一人ひとりの最終的な昇給額や評価をシステム上で調整・試算(シミュレーション)ができる機能だ。
これにより、組織全体の公平な評価と予算内での適正な給与改定を両立する。
最大のポイントは、人事評価と給与計算を1つの人事データベースで管理する統合型人事システムだからこそ実現できる、一気通貫のデータ連携だ。つまり、評価調整後に外部へのデータ出力(CSV)や手動でマスタメンテナンスを挟む必要がない。「ジンジャー」画面上で、昇給額等が調整された「評価結果(評価システム側へのデータ修正)」と最終確定した「給与データ(給与システム側への反映」の双方が、ワンクリックで連携し、同時にリアルタイムで反映される。
本機能の詳細
①「ジンジャー人事評価」から「ジンジャー給与」へのワンクリックデータ連携
会社の予算(人件費)に合わせて、従業員の昇給額や評価を調整した後、確定したデータは「ジンジャー給与」へワンクリックで反映される。この工程で、外部へのCSV出力やデータ整形の手間を挟む必要はない。
これにより、システム間での二重入力、手動でのデータ取り込み、マスタメンテナンスの工数を削減し、翌月以降の給与支給をミスなく実現する。
②人件費の原資管理と増減の可視化
あらかじめ設定した人件費の原資に合わせて、従業員ごとの具体的な昇給額の差配シミュレーションが可能になる。また、人件費の増減がリアルタイムに可視化されるため、予算内での効率的な給与改定を行うことができる。
③相対評価による「公平な評価と納得感のある給与分配」の実現
四半期ごとの人事評価や月1回の1on1など、社内の「評価イベント」ごとに各組織の評価内容をシステム上で集計し、全体のバランス(S・A・B等の割合)を可視化する。これにより、人事部は部署間の評価のバラつきをなくす適正な相対評価を行える。また、従業員は公平な評価を受けられ、その結果をベースに納得感のある給与改定ができる仕組みを実現する。



出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000476.000089626.html




