〜 各社独自の注意喚起をカーナビ音声案内に。現場ノウハウ活用で事故防止へ 〜
株式会社ナビタイムジャパンは、2026年8月18日(火)より、法人向け運行管理サービス『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』にて、任意の地点へ発話内容を登録し、ナビゲーション実行時に音声で発話させる「音声ナビカスタマイズ」機能を提供開始する。各事業所のニーズに合わせた独自のナビゲーションが可能になる。
背景
『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』は、2026年6月に配送管理全体を支援するサービスとしてリブランディングを実施した。今回の新機能は、リニューアル後の第一弾として、経験の浅いドライバーの即戦力化や、配送品質の平準化を目的に開発したものだ。
これまで事業者より「配送の安全性を高めるため、各社それぞれ過去のヒヤリハット発生地点や見通しが悪い場所などの注意情報を蓄積しているが、それを現場で活用できていない、ドライバーに浸透しきれていない」といった相談が寄せられていた。
今回の機能により、道路上の注意箇所や配送先工場等の特有のルール、過去の事故地点などといった事業者独自の情報を、『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』の管理者向け画面に登録し、ドライバー向けカーナビアプリにて、自動的に音声案内による注意喚起を行うことが可能となった。
「音声ナビカスタマイズ」(ナビゲーション発話設定)機能の特徴
①管理者向け画面で発話させたい地点と内容を登録
管理者は、管理者向けのPC画面にて、発話させたい地点と読み上げるテキストを登録・管理できる。社内のルールや注意情報をシステム化することで、ドライバーへ口頭で伝える手間や伝達もれを防止する。事業所や配送チーム(配車計画ごと)など、特定のグループに対して必要な発話内容を出し分けることもできる。
②ドライバー向けアプリで自動的に音声発話
登録された地点の条件に合致すると、ドライバー向けのカーナビアプリにて、自動で音声発話を行う。

利用シーン
■建材・住設輸送における上部障害物による物損事故等の防止
住宅設備(キッチンなど)を建築現場へ運ぶ際、道路にはみ出して伸びた木の枝などで荷物を傷つけてしまうケースがある。本機能により特定の箇所で「枝の張り出し注意。センター寄り走行」などと自動で発話させることで、ドライバーに事前の注意を促し、荷物の損傷トラブルを未然に防ぐことに活用可能だ。
■ローカルルールの共有に
荷待ちや納品待機の際、ドライバーが独自の判断で路上待機してしまい、駐車違反の切符を切られるケースがある。「この先200mは重点取締路線です」などといった現場特有のローカルルールを最適なタイミングでアナウンスし、意図しない違反を抑止する。
■ヒヤリハット多発箇所における自社特有の安全ルールの徹底に
例えば見通しの悪い特定の場所など、過去にヒヤリハットや軽微な接触事故が多発している特定の「危険箇所」が存在するケースがある。「この先、見通し不良。一時停止のうえ、原則バック禁止です」など自社独自の安全ルールを発話させることで、ドライバーにルールをリマインドし、特に介護施設等の利用者を送迎するハイエースなどの車両事故の防止に役立てることができる。
今後の展望
『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』では、本機能の発話精度を高めるとともに、今後は、指定ルートに沿った案内や、道路上だけでなく「軒先情報」など配送事業者特有の注意喚起が必要な情報についても、音声ナビゲーションで実現させていくことを検討している。輸配送管理業務を一気通貫でサポートすることで、配送品質の維持・向上、配送業務の効率化、および輸送量の増大を目指す。
・関連プレスリリース
(2026年6月23日)動態管理ソリューションがリニューアル、新名称『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』に変更



