【すぐ分かる】ビジネス用語として「サマリー」について解説します。3分あれば読めますよ。
サマリーとは
| サマリー(Summary) | 「要約」「要旨」「まとめ」のこと |
ビジネスシーンでは、会議での議論内容や報告書などの資料の中で、重要な箇所を分かりやすくまとめたものを指します。基本的には「情報をまとめたもの」という認識でいいでしょう。
ビジネスシーンでの使用例
ビジネスシーンでの使用例として、いくつか例文を挙げてみます。使用される場面をイメージしてみてください。
- 「この会議のサマリーは、報告書と合わせて後日配布します」
- 「研修の内容をA4用紙1枚のサマリーにまとめて、メンバーと共有してください」
- 「論文のサマリーをご用意しましたので、参考資料としてお目通しください」
- 「とりあえずサマリーつけてって、部長いつも言うけど、結局サマリーしか読まないよね…」
サマリーと混同されやすい言葉
サマリーと混同されやすい言葉として、「レジュメ」「アジェンダ」「アウトライン」があります。それぞれ意味合いの違いをご説明します。
レジュメも「要約」の意味をもつ用語。サマリーと意味は似ていますが、‟使う目的”が異なります。
会議のレジュメは、議題をまとめた資料のこと。会議で議論する内容を参加者に把握してもらうため、会議開始前に配布されます。一方、サマリーは会議が終わった後に、議論内容をまとめて参加者・関係者に配布するもの。議事録を要約して短時間で理解できるようにしたものが会議サマリーです。
アジェンダは「議題」「式次第」などの意味で使われます。レジュメと同様に会議の前に参加者に配布するものです。内容については詳しく触れず、会議の開始・終了時間や議題、報告者や報告にかかる時間配分などを記載します。
重要な会議の場合は、開始前に参加者にアジェンダとレジュメを配布し、終了後に議事録とサマリーつきの報告書を参加者・関係者に配布することになります。
アウトラインは「骨子」「枠組み」「概要」を指す言葉です。アウトラインを作成する目的は、会議や業務で行うべき内容を明確にすること。サマリーもアウトラインに含まれるものと言えます。
サマリー上手は「仕事ができる！」と高評価
「要約」や「まとめ」は、単に長い文章を短くすればよいわけではありません。重要な部分を効果的に伝えるには、理解力と文章力が必要です。サマリーの作成を頼まれた際には、箇条書きを用いたり、短い言葉にまとめたりと、読みやすさを意識することも大切です。的確なサマリーを作成し、活用できれば「仕事ができる人だ！」と評価につながりますよ。
アウトソーシングなら、BODへ
大量に発生する単純作業や定型業務をアウトソーシングして、大切な時間を本来取り組むべきコア業務にあてられるようBODが支援します。
BODのアウトソーシングサービスでは、BPO事業会社として培ったノウハウを最大限に発揮。さまざまな角度からお客様に寄り添ったご提案内容で課題解決に導きます。経験豊富なコンサルタントが多数在籍しておりますので、専門性が求められる高度な業務のアウトソーシングも安心してお任せください。
