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バリアブル印刷とは?定義や具体例を解説! 物流

バリアブル印刷とは?定義や具体例を解説!

近年、印刷技術の進化により、個別のニーズに合わせた印刷物の作成が可能となっています。その中でも注目されているのが「バリアブル印刷」です。バリアブル印刷は、印刷物の内容を個別に変更することができる革新的な技術です。従来の印刷方法とは異なり、データに基づいて印刷物をひとつひとつ作成することができるため、よりパーソナライズされたメッセージや情報を伝えることができます。
本記事では、バリアブル印刷の仕組みや具体的な活用例、さらには成功に向けた注意点などを詳しく解説します。バリアブル印刷を活用して、効果的な印刷物を作成しましょう。

バリアブル印刷とは

バリアブル印刷とは、印刷物の内容を個別に変更できる技術です。(variableには、「変わりやすい」,「一定しない」,「変えられる」,「可変の」といった意味があります)
従来の印刷では、同じ内容の印刷物を大量に作成することが一般的でしたが、バリアブル印刷では、データを元に、内容をひとつひとつ変更して印刷物を作成することができます。

※固定部分・・・印刷物全体で共通の部分 (例)企業のロゴやアドレスなど
※可変部分・・・印刷物ごとに異なる情報や個別のデータ (例)宛名や個別の番号など

バリアブル印刷の仕組みとプロセス

バリアブル印刷は、コンピュータと印刷機を組み合わせて行います。まず、印刷物のデザインや可変部分のデータを作成し、その後、そのデザインやデータを印刷機に転送し、印刷の準備を行います。バリアブル印刷では、印刷機が連続的に紙を送りながら、データに基づいてインクを変えたり、印刷ヘッドを制御したりすることで、可変部分を印刷します。このプロセスを繰り返すことで、個別の印刷物を高速かつ効率的に作成することができます。

一般的なバリアブル印刷の流れ

  • ①印刷物のデザインを作成する
  • ②可変部分のデータを用意する
    ※可変部分のデータとは、個別の名前や住所など、印刷物ごとに異なる情報を指します
  • ③デザインと可変部分のデータを組み合わせて、印刷データを生成する
  • ④生成した印刷データを印刷機に転送し、印刷の準備を行う
  • ⑤印刷機が印刷を開始し、連続的に紙を送りながら、データに基づいて可変部分を印刷する
  • ⑥印刷が完了したら、個別の印刷物が出力されます

以上がバリアブル印刷についての基本的な説明です。
バリアブル印刷は、個別のニーズに合わせた印刷物の作成に適しており、マーケティングや広告などの分野で広く活用されています。

バリアブル印刷とは

バリアブル印刷の具体例

バリアブル印刷は、さまざまな用途の印刷物に応用できます。
この章では、具体的なバリアブル印刷の例をいくつか紹介します。

DMやハガキの宛名印刷

バリアブル印刷は、ダイレクトメール(DM)やハガキなどの宛名印刷によく利用されます。
例えば、同じDMのデザインであっても、受け取る人によって宛名や個別のメッセージを変更することが可能です。
バリアブル印刷を使用することにより、ターゲットに合わせてパーソナライズされたメッセージを伝えることができます。

ナンバリング、QRコード、バーコード

バリアブル印刷では、ナンバリングやQRコード、バーコードなどの個別の識別情報を印刷することも可能です。

入場チケットのナンバリング

イベントやコンサートなどの入場チケットには、一意の番号を付けることができます。
これにより、入場管理やチケットの偽造防止などが行えます。

座席番号印刷

劇場や会議などで使用される座席番号も、バリアブル印刷を活用して印刷することができます。
印刷物ごとに異なる座席番号を印刷することで、スムーズな案内や配置管理が可能です。

名刺や名札等

個別の名前や役職などを含む名刺や名札も、バリアブル印刷によって効率的に作成することができます。
大量の名刺を個別に作成する必要がある場合や、特定のイベントに合わせた名札を作成する場合に有効です。

抽選券

プロモーションやイベントで使用される抽選券には、バリアブル印刷を利用して個別のシリアル番号や応募番号を印刷することが可能です。バリアブル印刷を利用して個別の番号を割り振ることで、公平な抽選や当選者の特定が容易になります。

地域振興券

地域振興のためのクーポンや割引券なども、バリアブル印刷によって個別の情報を印刷することができます。
地域や利用者に応じて異なる特典や情報を提供することが可能です。

クリアファイル、ステッカー、シールなど

プロモーションや商品販促のために作成される、クリアファイルやステッカー、シールなども、バリアブル印刷を活用して個別のデザインや情報を印刷することができます。個別の顧客や利用者に合わせた特典やメッセージを提供することで、より効果的な販促を行うことができます。


以上がバリアブル印刷の具体的な例です。バリアブル印刷は、個別のニーズに合わせた印刷物を作成するための、強力なツールとなっています。

バリアブル印刷の具体例

バリアブル印刷とオフセット印刷、オンデマンド印刷の関係性

バリアブル印刷とオフセット印刷は、印刷技術の中でも異なる特徴を持ちます。この章では、オフセット印刷の基本的な概念や具体例について解説し、さらにバリアブル印刷と関係性が深い、オンデマンド印刷についても説明します。

オフセット印刷とは

オフセット印刷は、主に大量の印刷物を効率的に作成するために使用される印刷技術です。この方法では、印刷版にインクを転写し、そのインクを転写した版を印刷対象物(紙など)に転写することで印刷を行います。オフセット印刷は、高品質な印刷物を大量生産する際に有効であり、書籍、雑誌、チラシ、パンフレットなどの印刷に広く利用されています。

バリアブル印刷とオフセット印刷の違い

バリアブル印刷とオフセット印刷は、異なるアプローチを持つ印刷技術です。
バリアブル印刷は、個別の情報やデータを効率的に印刷するための手法であり、一般的には小ロットのパーソナライズされた印刷に使用されます。
一方、オフセット印刷は大量生産に向いており、一つのデザインを大量に印刷する場合に適しています。

オフセット印刷の具体例

・書籍や雑誌
多くのページを持つ書籍や雑誌は、オフセット印刷を利用して印刷されます。一度に大量の印刷物を効率的に作成することができるため、出版業界でよく採用される方法です。

・チラシやパンフレット
広告や宣伝目的で使用されるチラシやパンフレットも、オフセット印刷によって大量に作成されます。鮮やかな色や高品質な画像表現が求められる場合に適しています

バリアブル印刷とオンデマンド印刷の関係性

オンデマンド印刷は、必要な時に必要な数だけ印刷を行う手法です。
オンデマンド印刷は、在庫の削減や柔軟な製品提供が求められる場面で有効です。
バリアブル印刷は、その中でも個別の情報やデータを含むパーソナライズされた印刷物を効率的に作成する手法として、オンデマンド印刷によく活用されます。つまり、バリアブル印刷は、オンデマンド印刷を行う際によく活用される手法の一つです。

バリアブル印刷とオフセット印刷、オンデマンド印刷の関係性

バリアブル印刷を成功させるための注意点

バリアブル印刷を成功させるためには、いくつか注意すべき要素があります。この章では、バリアブル印刷の注意点について解説します。

  • 正確なデータの準備
    バリアブル印刷では、個々の顧客に対して異なる情報を印刷するため、正確なデータの準備が必要です。データの入稿方法やフォーマットについて、印刷業者との連携を図り、要件を明確にすることが重要です。データの品質チェックやテスト印刷なども行い、正確な情報が印刷されることを確認しましょう。
  • デザインとレイアウト
    バリアブル印刷では、デザインとレイアウトにも注意が必要です。
    テンプレートの設計や変数の位置、フォントや画像の使い方など、個別の情報との組み合わせによっても印刷結果が異なることを考慮しましょう。また、視認性や印刷品質の確保にも配慮し、必ずテスト印刷を行い、デザインの確認を行いましょう。
  • プライバシーと個人情報の管理
    バリアブル印刷で個別の顧客情報を印刷物に含める場合、個人情報やプライバシーの保護に十分な注意を払いましょう。適切なセキュリティ対策やデータの暗号化、情報の取り扱い方針の明示などを行い、個人情報漏洩のリスクを最小限に抑えるようにしましょう。
    バリアブル印刷を他社に委託する場合は、PマークやISMSを取得している企業など、セキュリティ面で信頼がおける会社に発注することをおすすめします。

以上が、バリアブル印刷を成功させるための注意点です。データの正確性やプライバシーの保護など、印刷後にミスや事故が起こらないようにするための細心の注意が求められます。

バリアブル印刷を成功させるための注意点

バリアブル印刷に必要な準備

バリアブル印刷を成功させるためには、以下の準備が必要です。

  • データベースの整備
    バリアブル印刷を行う際に、顧客の属性や購買履歴などのデータを活用する場合が多くあります。
    そのため、顧客データベースの整備や管理を行い、正確な情報を活用できる状態にしておきましょう。
  • データのセグメント化
    バリアブル印刷では、異なる顧客セグメントに対して適切な情報を提供することが可能です。
    データをセグメント化し、ターゲットに合わせたメッセージやデザインを作成するための基盤を整えましょう。
  • テスト印刷の実施
    バリアブル印刷では、異なるデータやコンテンツの組み合わせによって印刷結果が変わることがあります。
    テスト印刷を実施し、データの正確性や印刷品質の確認を行いましょう。

以上が、バリアブル印刷に必要な準備です。データの整備やデザインの確認など、慎重な準備が求められます。すべての印刷を行ってから、イメージと違う印刷物に気づいてしまっては手遅れです。必ずテスト印刷を行い、正しい情報が記載されるか事前に確認をしましょう。

バリアブル印刷に必要な準備

バリアブル印刷の活用と成功のための要点

バリアブル印刷は効率的な印刷と顧客のニーズに合わせた印刷を実現する、有力な手法です。正確なデータやデザインパターンの準備、個人情報の管理など、成功に向けて慎重な準備と注意が必要です。バリアブル印刷の正しい活用により、顧客への個別対応や応答率の向上を実現しましょう。

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