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出典:プレスリリース

【BOXILアンケート調査】タレントマネジメントシステムの導入後、約60%が課題に直面

データ入力・更新ルールの設計、体制の構築など運用面に課題

スマートキャンプ株式会社が運営するSaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」は、タレントマネジメントシステムの導入に携わった1,771人を対象に「タレントマネジメントシステム導入後の課題調査」(以下、本調査)を実施し、結果を公開。本調査は、タレントマネジメントシステムの導入における現状と課題を明らかにすることを目的としている。

調査サマリ

・タレントマネジメントシステムの導入後に課題・問題が発生した企業は62.1%
・導入後に直面した課題として最も多かった回答は「操作性が悪く、現場に浸透しなかった」
・導入成功のために重視すべきだったポイントは「投資対効果の試算」が最多で次いで「システム導入の成功指標の設定」「運用担当チームの体制構築」

タレントマネジメントシステム導入後、課題に直面した企業は62.1%

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タレントマネジメントシステムの導入に携わった1,771人に対し、導入後に課題が発生したかを尋ねたところ「発生した」が62.1%という結果となった。約3社のうち2社では何かしら問題が発生しており、導入の成功が決して容易ではないことがうかがえる。

タレントマネジメントシステム導入後の課題は「現場への浸透」

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課題・問題が「発生した」と回答した1,100人に、複数回答可で導入後に直面した課題・問題を尋ねた結果、下記となった。

1.操作性が悪く、現場に浸透しなかった(537人、48.8%)
2.データ入力・更新が徹底されず、情報が古くなっていた(452人、41.1%)
3.既存の人事システムとの併用で、人材データが分散していた(413人、37.5%)
4.社員や部署の協力が得られず、データが集まらなかった(330人、30.0%)
5.導入目的があいまいで、人事施策に落とし込めなかった(310人、28.2%)

システムの操作性に関する課題が1位となったが、2位〜4位では正確なデータを集めるための入力・更新のルールの設定や運用、データの未整備などに苦戦した企業が多かったことがわかる。システムの活用には、運用ルールの設定やデータの整備などが重要だとうかがえる。

導入成功のポイントは「運用の準備」

導入に携わった1,771人に「振り返ってみて、導入前にもっと重視すべきだったポイント」を複数回答可で聞いたところ、回答が多かった項目は下記の通りだ。

1.投資対効果の試算(658人、37.2%)
2.システム導入の成功指標の設定(609人、34.4%)
3.運用担当チームの体制構築(536人、30.3%)
4.導入目的の明確化(435人、24.6%)
5.社内での利用促進・浸透施策の検討(421人、23.8%)

どのシステムを選ぶかよりも「運用の準備」が重要であることがうかがえる。

タレントマネジメントシステムの導入後に直面する課題の多くは、運用にあたっての目的が不明瞭だったり、データの整備、入力や更新ルールの設計や現場への浸透施策が不十分だったりすることに起因していると言える。目的を明確にしたうえで、現場に浸透させるための運用ルールをあらかじめ設計しておくことが重要とうかがえる。

▼本調査の詳細結果
https://boxil.jp/mag/a10171/

「BOXIL」ではタレントマネジメントシステムのほか、人事管理システム、人事評価システム、スキル管理システムなど、さまざまなSaaSの徹底比較、解説を掲載し、課題やこだわりに合ったサービス選定をサポートする情報を提供している。

調査概要

■タイトル:タレントマネジメントシステム導入後の課題調査
■調査方法:インターネット調査
■調査地域:全国
■調査対象:タレントマネジメントシステムの導入に携わった20〜60代 1,771人
■調査期間:2025年9月17日〜9月23日
■調査主体:スマートキャンプ株式会社
※本アンケート結果は小数点以下2桁を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。

出典元:BOXIL「タレントマネジメントシステム導入後の課題調査」
    2025年10月22日確認, https://boxil.jp/mag/a10171/
     https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000012765.html

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