入退社手続きの決定版 【書類・タスクのチェックリスト付】 事務と備品手配の分断を解消する手法 バックオフィス

入退社手続きの決定版|事務と備品手配の分断を解消する手法

中途採用や退職への対応は、今やどの企業でも日常的に発生する業務です。しかし、そのたびに「社会保険関連の書類」「パソコンの設定」「備品の発送」と、バラバラな作業に追われてはいないでしょうか。

一つひとつの作業は単純に見えても、それらが重なり、窓口が分かれていることが、実は担当者の大きな負担となっています。本記事では、入退社の全体像を整理した「必要書類・タスクのチェックリスト」とともに、事務作業と物理的な準備をまとめて効率化する「窓口一本化」のメリットについて、分かりやすく解説します。

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入退社手続きの全体像と「3つの領域」

従業員の入退社に伴う業務は、想像以上に多岐にわたります。これらを整理せずに取り掛かると、各部署への連絡や手配が漏れていたというミスが起きやすくなります。まずは、大きく3つのグループに分けて捉えてみましょう。 

「人」に関する事務手続き(人事・労務領域) 

入社時においては、雇用契約書の取り交わしから、社会保険・雇用保険の加入、住民税の切り替えなど、退社時においては脱退の手続きなど、いわゆる「書類やデータ」を扱う業務です。

正確さが求められるのはもちろん、法律で決められた期限があるため、スピード感も欠かせません。 

給与計算業務の全体像(登録〜計算〜後工程)

「環境」に関する準備(情報システム領域) 

新しく入る方がすぐに仕事に取り掛かれるよう、パソコンやスマートフォンの初期設定(キッティング)を行ったり、社内システムのアカウントを発行したりする業務があります。ここは専門的な知識が必要になるため、現場の担当者が頭を悩ませやすい部分でもあります。

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「備品・デバイス」の送付と管理(物流・資産管理領域)

用意したパソコンを指定の場所に届けたり、退職時に回収したりする「物理的な動き」を伴う業務です。特に近年はリモートワークも増え、全国各地の拠点への発送や返却対応、確実に手元に届けるためのスケジュール管理が、担当者の見えない苦労となっています。 

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【入社時】受け入れ準備の書類・タスクチェックリスト

入社が決まってから当日までに、会社側が用意するもの、本人に提出してもらうものは多岐にわたります。漏れがないよう、以下のリストを参考に準備を進めましょう。

本人から回収する書類

□ 雇用保険被保険者証 

□ 基礎年金番号通知書(または年金番号が分かるもの)

□ 源泉徴収票(年内に前職がある場合) 

□ 扶養控除等(異動)申告書 

□ 健康保険被扶養者(異動)届(扶養家族がいる場合) 

□ マイナンバー確認書類(番号確認書類+本人確認書類)

□ 給与振込先口座の確認書類(通帳のコピーなど) 

□ 雇入時健康診断書 

□ 住民票記載事項証明書(必要な場合) 

本人から回収する書類

会社が用意・交付する書類

□ 雇用契約書(または労働条件通知書)

□ 就業規則(閲覧可能な状態にする)

□ 入社承諾書・誓約書

□ 身元保証書

会社が用意・交付する書類

物理的な準備・設定(情シス・総務)

□ パソコン・スマホのキッティング(初期設定)

□ 社内システム・メールのアカウント発行

□ 社員証・入館証の作成

□ 名刺の作成

□ 備品一式の梱包・発送手配

物理的な準備・設定(情シス・総務)

手続き漏れが許されないマイナンバー収集や、場所と時間を占有するPCキッティング業務。これらをプロに委託することで、入社準備の負担は大幅に軽減されます。
BODではどちらのサービスもご提供しております。詳しくはサービスサイトをご覧ください。

【退職時】事後処理・回収タスク・簡易版チェックリスト

退職時の対応は、会社の大切な情報や資産を守るための最後の手続きです。 

本人から回収するもの(資産・備品)

□ 健康保険被保険者証または、健康保険資格確認書等(発行されている場合、本人および家族分)

□ パソコン・スマートフォン・周辺機器

□ 社員証・入館証・社章

□ 名刺(本人分および受領した他社分)・取引先名刺データ

□ 通勤定期券(現物支給の場合)

□ 社費で購入した物品・資料

本人から回収するもの(資産・備品)

会社から本人へ交付・返却する書類

□ 離職票(本人が希望する場合) 

□ 雇用保険被保険者証(入社時に預かっている場合) 

□ 年金手帳(会社で保管していた場合) 

□ 源泉徴収票 

□ 社会保険資格喪失証明書(必要な場合) 

会社から本人へ交付・返却する書類

退職手続きは「終わらせる」ことばかりに目が向きがちですが、特にパソコン等の回収がスムーズに進まないことは情報漏えいのリスクに直結します。事務手続きと並行して、貸与していたパソコンや備品が確実に戻ってくる流れを作っておくことが大切です。

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BODのキッティング代行なら、退職者へ「返却キット」を送付するため、担当者は実物に触れることなく回収・事後処理まで完結できます。

入退社業務の「窓口一本化」がもたらす最大のメリット

多くの企業では、「書類は労務部門」「パソコンは情シス」「発送対応は総務」というように窓口がバラバラになっていることが一般的です。実はこれこそが、仕事の効率を下げる一番の原因といえるでしょう。

重複する「連絡と入力」の解消

窓口が分かれていると、新しく入る方の名前や住所を、関係各所に伝え、配送伝票にも書く……といった具合に、何度も同じことを入力しなければなりません。窓口を一本にまとめれば、一度の依頼で事務も物流(PCほかハードの手配)も動き出すため、入力ミスや「伝えた・伝えていない」という不毛なやり取りがなくなります

重複する「連絡と入力」の解消

「場所と時間」に縛られない運用へ 

パソコンの設定や梱包、発送といった作業は、どうしても「手」を動かす場所と時間が必要です。これらを一括で外部に任せる(アウトソーシングする)ことで、担当者は採用戦略の工夫や教育・育成といったコア仕事に時間を使えるようになります。

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パソコンや備品等を発送する際、発送先がどこであってもコストが変わらないため、予算管理が驚くほど楽になります。

よくある質問(FAQ)

Q
中途入社が月に数名程度なのですが、外注するメリットはありますか?
A

はい、十分にあります。人数が少ないからこそ、一人の担当者がすべてを抱え込んでいるケースが多く、その方が休みの日や忙しい時期に対応が遅れるリスクがあるからです。少人数でも「仕組み」として外注化しておくことで、組織としての安定感が増します。

Q
パソコンの回収だけ、あるいは書類の手続きだけをお願いすることはできますか?
A

もちろん可能です。ただ、実際に多くのお客様が実感されているのは、やはり「窓口をまとめること」の利便性です。パソコンの回収と同時にデータの抹消を行い、その報告を労務の手続きと紐付けて管理できるため、バラバラに頼むよりも管理の手間はぐっと抑えられます。

Q
リモートワーク中心の組織でも、うまく運用できますか?
A

むしろリモートワーク主体の企業にこそ、窓口の一本化は向いています。社員が会社に出社しなくても、自宅へ直接パソコンを届け、退職時も自宅から直接返送してもらう仕組み化が可能です。この流れを事務手続きとセットで行うことで、担当者は実物のデバイスや備品に触れることなく、画面上での確認だけで入退社対応を完結できます。

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「事務手続き」と「資産管理」をつなぎ、強い組織へ

入退社に伴う業務は、企業の成長に合わせて増え続けるものです。これらを担当者の努力や残業、長時間労働で補うのではなく、誰が対応しても滞りなく進む「仕組み」に変えていくことが、これからのバックオフィスには求められています。
事務手続きという「情報の処理」と、機器の手配や回収を伴う「資産の管理」。この二つを切り離さず、一本の線でつなぐことが、業務効率化への近道です。まずは現在の業務フローに、部署や業者間の「分断」がどれほど隠れているか、一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

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