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ステークホルダーとは|意味、ビジネスでの使い方【基礎解説】

【すぐ分かる】ビジネス用語として、「ステークホルダー」について解説します。3分で読めますよ。

ステークホルダーとは

  ステークホルダー企業組織における、すべての利害関係者

「ステークホルダー」とは、英語の「stake(掛け金)」、「holder(保有する)」を由来とする言葉。企業経営を行ううえで、直接的または間接的に影響を受けるすべての利害関係者を指します。具体的な例を挙げてみましょう。

<ステークホルダーの例>
クライアント/従業員/株主/地域社会/行政機関/金融機関/各種団体/政府/債権者 など

ステークホルダーと似た言葉

ステークホルダーと似た言葉に「ストックホルダー」や「シェアホルダー」があります。ステークホルダーがすべての利害関係者を指しているのに対し、ストックホルダーやシェアホルダーの定義は「株主」に限定されます

  • ストックホルダー : 単に株を所有している株主
  • シェアホルダー  : 企業の経営に影響を及ぼすような大株主

ステークホルダーの使用例

ビジネスシーンにおける「ステークホルダー」の使用例を挙げてみます。

  • 「次の株主総会では、ステークホルダーの理解を得られるよう、真摯に説明しなければならない」
    説明の場に株主総会を想定していますから、この場合のステークホルダーは「株主」を指していることがわかりますね。
  • 「ステークホルダーを意識した経営を行っていく」
    この場合は使用されるシーン、前後の文脈によって、ステークホルダーの範囲は大きく異なります。取引先、顧客、金融機関、従業員やその家族、地域社会などが予想できます。
  • 「中長期的な成長を目指すには、ステークホルダーの意向を踏まえつつ、コーポレートガバナンス(企業統治)をしっかり機能させることが大切です」
    この場合のステークホルダーは、文字通りすべての利害関係者を指しています。

企業経営にはステークホルダーとの信頼関係がポイント

近年、企業のコンプライアンス(法令遵守)が重視されるようになり、企業に求められる社会的責任はますます大きくなるばかりです。そのため、円滑に企業活動を行い利益を得るためには、あらゆるステークホルダーと良好な関係を構築することが重要です

コンプライアンス:「法令遵守」を指し、企業や個人が法令や社会的ルールを守ること

企業経営にはステークホルダーとの信頼関係がポイント

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