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正しい残業代の計算方法とは?

正しい残業代の計算方法とは? バックオフィス

給与明細には「時間外手当」「残業手当」といった項目があります。しかし実際どのように計算されているのか把握されていない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、給与計算業務で毎月発生する残業代の計算方法を紹介しています。

残業代の計算方法

残業代の計算式

1時間あたりの賃金額 × 時間外・休日・深夜労働をした時間 × 割増賃金率

「1時間あたりの賃金額」を算出する計算式

「月の基礎賃金 ÷ 1か月の所定労働時間」(月給制の場合)
※月の基礎賃金とは基本給および諸手当です。

残業代の計算方法

「週40時間、1日8時間」の法定内労動を超えて働くと、その時間は「残業」と呼ばれます。残業に発生する賃金は、以下の割増率で計算されます。

割増賃金率
  • 時間外労働(法定労働時間を超えた場合):2割5分以上
  • 法定休日労働:3割5分以上
  • 法定休日労働:3割5分以上
  • 時間外労働+深夜労働:5割以上
  • 法定休日労働+深夜:6割以上

割増賃金率

計算を全て人手で行うのは手間がかかる

残業代の計算式はシンプルに見えても、給与計算のルールが複雑化されていたり、本来は残業代の基礎賃金に含めて計算すべき手当が除外されていたりするケースもあり、担当者の手作業による計算はかなり難易度の高い業務です。

しかも計算を間違ってしまうと

  • 給与明細の作成・送付
  • 過不足分の調整
  • ミスの原因特定、ミスに対する対策

など追加の業務が発生してしまうことになります。

計算を全て人手で行うのは手間がかかる

システム連携からアウトソーシング出来る

残業代を計算するためには、まず勤怠データから残業時間を計算しなければなりません。勤怠データと照らし合わせながら残業代の計算をすることも決して簡単ではありません。
また、勤怠集計システムと給与計算システム両方を導入していてもシステム間の連携がうまくいっていない場合は結局手作業で入力して計算を行うことになります。
給与計算業務の担当者の負担を軽減するためにも、給与計算システムの導入・連携からアウトソーシングをして業務効率化を目指しましょう。

人事労務システム導入後のシステム連携も
お任せください!

人事労務システムを導入したとしても、そこで業務が完全に完結するわけではありません。
その先の「会計情報との連携」や、それらに関わる全ての業務が円滑に進むよう、
システム同士の連携や給与計算以外のその先の業務改善、最適化も含めて給与計算のアウトソーシングプランのご提案をしています。

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