備品管理をエクセル(Excel)で行うデメリットとは? バックオフィス

備品管理をエクセル(Excel)で行うデメリットとは?

倉庫を使用した業務効率化について解説!

総務や情報システムの方に必ずついて回る業務のひとつが、備品、特にPCや社用携帯・スマホの管理です。
備品管理と一口で言っても、入荷数や出荷数の管理から、在庫の数に応じての発注の管理、棚卸まで、多岐に渡ります。

また、これらは管理方法が確立しておらず、エクセル(Excel)に手入力して手作業で対応されている方が多く見受けられます。さらには、貴重なオフィスの空間を占拠してしまっているというケースも珍しくありません。

この記事では、備品管理業務について課題を感じている方向けに、備品管理をエクセルで行うデメリットや、自社内で備品を保管をする際の注意点、倉庫の活用による業務効率化について解説します。

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備品管理とは

備品管理とは、社内で使用するPCやスマホ・文房具や什器といった備品の個数や、状態について情報をまとめ、管理することです。
<例> 保管場所・在庫数・最終購入日・利用状況など

備品管理を正確に行うことで、在庫数のコントロールができ、無駄な備品の購入を未然に防ぐことができます。
また、「どこに何があるのか」を常に管理することができるので、必要な時に必要なものをすぐに取り出すことができ、業務効率化にもつながります。

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備品管理をエクセルで行うデメリット

一般的に、備品管理はエクセルで行っている企業が多数です。
紙で在庫管理を行うよりも、エクセルは手軽に数値を入力でき、理論在庫の算出も容易です。

しかし、誰でも簡単に扱える反面、デメリットも多く存在します。エクセルで備品管理を行う際は以下のデメリットを事前に把握しておきましょう。

入力ミスにより管理が難化する

エクセルで備品管理を行うと、手入力で作業を行うため、入力ミスを完全になくすことはできません。

もし入力ミスで数量や品目を誤ってしまうと、正しい情報に直すための確認作業が追加で発生してしまいます。さらに、ミスに気付かずに運用を続けると業務効率化を大きく阻害してしまう可能性があります。

このように、エクセルでの備品管理では、内容の追加や変更・修正時にリスクを伴います。

備品管理をエクセルで行うデメリット1

「情報漏えい」や「紛失」のリスクが高まる

エクセルで作成した備品管理のデータには「情報漏えい」や「紛失」のリスクも付きまといます。
エクセルデータをコピーして個人フォルダに移すことは容易ですし、操作を間違えると瞬時にデータが消去されてしまいます。

そのため、権限や操作方法など、運用ルールを社内で徹底する必要があります。しかし、その運用ルールの周知はかなり手間のかかる作業のため、業務が属人化してしまう、という可能性も高まります。

備品管理をエクセルで行うデメリット2

自社内で備品管理を行う際の注意点

エクセルでの備品管理自体にも多くのデメリットが存在しますが、エクセル以外の箇所にも注意しなければいけない点が多くあります。
在庫管理にかかるコストや工数について、以下の注意点を参考にもう一度見直してみてください。

オフィスと倉庫では家賃の差額が大きい

従業員が使用するパソコンやスマートフォン等は総務部や情報システム部で管理していることでしょう。これらの在庫をオフィスの一角で管理しているケースが一般的です。
業務を行っているスペースに多くの備品を保管している場合は、在庫管理コストが想像よりも高くなっていることもあります。

自社内で備品管理を行う際の注意点1

実際に「モノ」が動くため、出社が必須

近年、コロナ禍の影響により、テレワークでの就業も一般的になっています。
しかし、備品管理の担当者は、実際に出社して物を確認しなければいけないため、働き方改革への対応が難しくなります。

自社内で備品管理を行う際の注意点2

棚卸による見直しが頻繁に発生

備品も会社の資産である以上、定期的に棚卸を実施し、正確に備品の状態を把握する必要があります。棚卸、在庫管理の作業に貴重な稼働時間が割かれ、一時的に残業時間が増加してしまう恐れがあります。

自社内で備品管理を行う際の注意点3

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倉庫での備品管理で業務効率化

ここまで、エクセルで備品管理を行うデメリットや自社で備品管理を行う注意点をご説明してきました。

現在、自社内で、手作業で(エクセルで)備品管理を行っていることに課題を感じている方には、備品管理を「倉庫にアウトソーシングする」ことをおすすめします。
物流のアウトソーシングと聞くと、商品の発送を代行するというイメージが強いですが、社内業務の効率化でも非常に有効な手段です。

  • 自社で備品管理を行う場合
  • 在庫が少ない商品のピックアップ
    ※管理にExcel等を使用
  • 在庫の購入
    ※WEBや実店舗など
  • 入荷・検品
    ※管理にExcel等を使用
  • 保管
    ※社内スペースなど。管理にExcel等を使用
  • 出荷の依頼
  • 出荷・梱包
    ※管理にExcel等を使用
  • (定期的に)在庫の棚卸
    ※管理にExcel等を使用
  • 在庫表の作成
    ※管理にExcel等を使用
  • 備品管理をアウトソースした場合
  • 在庫が少ない商品のピックアップ
    ※管理にExcel等を使用
  • 在庫の購入
    ※WEBや実店舗など
  • 入荷・検品
    ※管理にExcel等を使用
  • 保管
    ※社内スペースなど。管理にExcel等を使用
  • 出荷の依頼
  • 出荷・梱包
    ※管理にExcel等を使用
  • (定期的に)在庫の棚卸
    ※管理にExcel等を使用
  • 在庫表の作成
    ※管理にExcel等を使用

このように、エクセルで在庫管理の表を作成することに時間を割くのではなく、管理作業を簡素化し、さらに保管スペースを削減することで、社内の業務効率化を促進します。

複雑な備品管理業務もワンストップでアウトソーシングしてしまえば、対応の結果だけ管理するのみとなり、新しく社員が入社しても対応方法を教えることは殆どなく、出入りの指示のみで完結してしまいます。

まとめ

倉庫を活用し、棚卸の数を数えたり、エクセルで出入りの数を打ち込んだりする単純作業を手放して、在庫のコントロール等、戦略的な備品運用を考える時間に充てていくことこそ、効率化の第一歩となります。
是非この機会に社内の効率化に「備品管理のアウトソーシング」を検討してみてはいかがでしょうか。

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